ArtCAMを使用してのジュエリー3DプリンティングArtCAMは、常に最先端のCNC加工用のレリーフモデリングです。インスタレーションオプションにArtSTLというものを見て、何のためのものだろうと思ったことがあるかもしれません。これは、ArtCAM用のアドオンモジュールで、レリーフをSTLフォーマットのモデルへ変換します。STLモデルは三角面のソリッドコンピューターメッシュで構成されいるので、ArtCAMとラピッドプロトタイピングの技術を持ち合わせることでモデルを製作してみることができます。このテクノロジーは、特にジュエリー製造に使用されるワックスモデルを作成するのに役立ちます。この利点を次で解説します。 通常、キャスティング製作用にワックスモデルを作成するためにワックスを加工します。多くの場合はこれで対応できるのですが、使用するCNC機械によっては限られた軸移動距離が問題となったり、また、ボリュームのあるデザインのワックスモデルを数多く製作しようとした際に、長時間を要するなどの時間の制約で問題となる場合があります。 これらのケースでは、ラピッドプロトタイピングへ移行することにより、どんなプロジェクトを完成させるにも大幅に生産時間の短縮やコストの軽減が見込めます。このプロセスは、ArtSTLを使用して既存のArtCAMレリーフファイル(ラッピングリングを含む)をStereo Lithography(STL)フォーマットへ変換することにより実行します。すると、STLファイルはラピッドプロトタイピング機械(または、3Dプリンター)へ送られます。
このテクノロジーを使用した場合、ジュエリーデザイナーは4時間も掛からずに40ものリング(ArtCAMにて生成したデータ使用)を製作することが可能です。これは40個の異なるデザインを製作の場合でも、同じデザインを40個の場合も同じ結果です。ThermoJetの作業台の大きさは10x7.5x8インチですので、同時にいくつものデザインを作成することも可能です。 これはArtCAMからの作業モデルの生成を実行できるツールで、たった数時間で器具を接続し使用方法を理解することが出来ます。クロスデザイン(画像参照)は写真から生成されたものです。ArtCAMの使用によって、作品の精巧なディテールを失うことなく複製をすることが出来ました。仕上がったパーツサイズは60x50mmで、フライス盤を使用してこのモデルを加工してみると、ディテールをキープして 3.25時間のツールパス時間という結果でした。ArtSTLで変換した同じファイルをThermoJetへ送ってみました。すると、クロスのコピーを6つ、そのうち4つを原寸で、残りの2つは75%縮小したサイズで実行してみると、所要時間は50分という結果でした。 記事の最初にも記したように、この製法はすべての製作に適しているというわけではありませんが、中にはすばらしい時間短縮と正確性といった利点が出るものも多くあります。さらに詳しくこのテクノロジーについて知りたい、または、ご質問等がありましたら、こちらのe-mailアドレスまでご連絡ください。 chad@modelmaster.com. |